同期といっしょにいるのはたのしいけれど

「同期」ってはおなじ会社の同期に限らない。
横のつながりの強いこの業界では、おなじ年に入社した人は
会社がちがっても仲間意識をもつことが多い。
そういった意味での「同期」。

同期の仲間と接するのは、だいたいにおいて愉快なことだ。
同世代で、業界も一緒だと、けっこう共通点があったりするからだ。
その気になれば、いくらでも話をして、もりあがることができる。
楽しい。とても楽しい。

でも、
きっと、いつまでもそうしていてはいけないのだろうな、とも思う。

たとえば3年後、5年後。
少しずつ、「みんな」のあいだに差がつきはじめる。
仲間内から、すごい仕事を成し遂げる人が出る。
まだ結果は出ていなくとも、目に見えて成長を続ける人も出てくる。

そして、そういう人たちは、
だんだんとそういう「すごい人」だけで集まり、仲良くするようになっていく。

ずっと「おれたち」と呼んでいたやつらが、いつのまにか「あいつら」になっていく。

かならずそうなる。
かなしくて、せつないことだけど、そうなる。

だから、ほんとうに長い時間、みんなと一緒にいたいと思うならば、
いまするべきは、みんなと遊ぶことじゃ、ないかもしれないな。

なんてね。

世界を拡張させる「月」


今夜は中秋の名月らしい。

月にまつわる物語って多いんだよね。
昔からみんな、夜空に浮かんでるあれを見て、
いろいろな想像力を膨らませてきたんだと思う。

曰く、
あそこにはウサギが暮らしているんだとか。
月の光には人をケモノにしてしまう魔力があるんだとか。
月に行くことが、人類の進歩の証なんだとか。

なんでだろうね。
もしかすると、怖かったのかね。

あんな明るくてでっかい天体が夜空にあるのって、意味わかんないもんね。

わからないものは怖いから、
「きっとこうなんじゃないか」っていろいろ考えたのかも。

月はそこにあるだけで、なーんにも言わないのに、
我々の世界を拡張現実させていたのかもねえ。

外国支社とのやりとりで感じたこと

今日は外国支社の幹部に自分の企画をプレゼンする機会があった。
Skypeを使って、パワーポイントのスライドをシェアしながらやった。
やってみてわかったことが2つ。

1.翻訳しやすい表現を選ぶことの大切さ

あらためて自分の資料をみると、日本人にしかわからない表現が多い。
引用するデータや、たとえ話、ちょっとした小ネタまで。
話してて、(やべーこれむこう知らないな…)と思うことが2、3あった。
もっと普遍的な表現を身につける必要がある。
たとえばSF映画の有名なシーンを用いた比喩なんかはけっこう通じる。
こういうものをストックしておく必要がある。

2.自分で英語を話すことの大切さ

今回は同時通訳をしてもらった。けど、正直プレゼンの後半はダレてきていた。
時間が2倍かかるのだから当然だろう。人の集中力はそんなに持たない。
やはり自分で英語を話さなくてはいけない。
とはいえ、そんなに高等な話術は必要ないとも感じた。
中学〜高校レベルでいける。
一口に外国支社と言っても、英語圏出身でない人も多く働いている。
そんな人に難しい単語・構文で話しても伝わらない。
明快なキーワードを設定して、シンプルな文章の連続にして伝える。演説に似てる。


とりあえずこのくらい。チャレンジの機会を与えてくれた経営陣に感謝。
またがんばろう。