会社も悪くないなと思ったこと

自分は学生時代、会社というのはとても非効率で居心地の悪い組織なんだろうなあと思っていたけれど、実際に働いてみるとそうでもないのかなと感じることができた。

中でも意外だったのは、「仕組みを改善しよう」というモチベーションが高いことだった。
正直、自分にとって世の中というのは、何か悪いことがあると「トップを変えればすべて変わる」であったり、「戦犯は誰々」であったりといった属人的な原因探しに満ちているなあと感じていた。
けれど、そうではなくて、「今回の問題は直接的には人為的なミスだけれど、根本的には組織の構造上のバグであって、そこを改善していくべきだ」というような意見が会社では多く話されていて、これはとても新鮮で、変に言えば見直した、という感じだった。