「歴史上の人物」になる人を生で見るということ

トーマス・アルバ・エジソンは1847年に生まれ、1931年まで生きた。
ライト兄弟が世界初の有人飛行に成功したのは1903年のことだった。

両方とも、自分にとっては歴史上の人物だ。

しかし、そうでない人もいる。

国内最高齢の長谷川チヨノさんが20日、入所している佐賀県基山町の介護老人保健施設「あおぞら」で、114歳の誕生日を迎えた。
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長谷川さんは1896(明治29)年生まれ。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/topics/465392/

1896年生まれということは、
チヨさんが7歳のとき…世が世なら小学2年生くらいのころ、
世界に初めて飛行機が生まれたということになる。
エジソンなんかもバリバリ現役で活動してたわけだ。

ちょっと想像がつかない世界だなあ。

その後の世界にすさまじい影響を与える大発明が
どんどん出てくる時代に生きるというのはどんな気分なのだろう。

人類ってすごい! すげえや! と思うのだろうか。
それとも、ふーん、なんか知らないけどすごいらしいねーという感じなのだろうか。
よくわからない。

もしかして我々も、
アラン・ケイとかティム・バーナーズ=リーとか
スティーブ・ジョブズと一緒の時代に生きてたなんて
じいちゃんってすげーな!」
とか言われる日が来るのだろうか?