話し方を決めてあげることについて

コミュニケーションツールを提唱していく際に意外と重要だと思うのが、語法を決めてあげることだ。
語法というのはつまり話し方であり、書き方だ。言語運用の作法といってもいい。

・渋谷は人でいっぱいだった。
・ちょりーっす、渋谷は人でいっぱいだったっスよ!
・うみょーん、渋谷は人でいっぱいだったニャン★
・フヒヒ、渋谷は人でいっぱいだったでござるwww

語法によって、その人のスタンスや、ポジションや、キャラクターが示唆される。
一度それらが定まれば、物事に向かうことはぐっとたやすくなる。

自分は、トランシーバーを初めて使ったとき、どうしゃべっていいのかわからなかった。
「こちら○○です。どうぞ」という話し方を知って、「ああ、こうやればいいのね」と感じた。

Twitter初心者は「なう」に同じような感覚を抱いていると思う。
これ付けとけば大外しはしないんでしょう? という感じ。
テンプレがあるのはいい。安心する。

今、Jumvoやニコルソンのようなボイスメッセージサービスが出始めているが、
まだまだ普及しているとは言い難い。

とりあえず「語法のテンプレ」を決めてあげることが
ヒットする足がかりのひとつになるんじゃないかなあ、なんて思う。